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2025年9月15日月曜日

最近の草(+あるふぁ)



 犬のこと、観察したことその他わたしの妄想など、世迷い事でいっぱいのこのブログなのですが、もう本当に世の中に対して何の意味も意義もない情報の骨頂……そうです、「我が家の草たち」の近況です。増殖していますです。うじゃうじゃと…‥そんな様子を眺めているのがとてもとても楽しいですね。ベランダの一角を完全占拠です。もうどこまでもふえていけよ。


👆友達にもらったエケベリア👆


 ぢつは写真の部分以外にも分けたプランターがあります。いくつも……途中からうえきばちを買うのが面倒になり恒久的にイチゴパックに植わっている者多数です。コストコで売られていた靴用の衣装ケースも、私の歪んだ草メガネ(?)を通して見れば「ドリルで穴を開ければプランターになるのでは?」という発想です。私のデッキの有様を一目見たアメリカ人の友達が「もう、売れば?」と言って笑っていました。わしゃ老後は草屋か……



 徒長クーペリーの現在です。

 これもまたホムセンであらぬ姿になっていたのをアダプトしたものです(懲りない)

 連れてきて2年くらいずっと死にかけていました。水やる度に「がんばれ」「やればできるよ」と声をかけていたところ、今年になってからふと「調子が上向いた」というタイミングがやってきました。以降、一気に茂りだした次第です。ご機嫌があるのですね、きっと。

 悲しかったこととしては、3年間、楽しい姿を見せてくれていたH.ヴェノーサ.テッセラータを枯らしてしまいました。これもなんでかよく分からなかった。元気だったのですが段々と調子が下降していきました。さっさとでかい鉢に植え替えればよかったな(これを常に言っている)草は犬以上に口をきかないので、なんでか分からないことは多いです。



 黒いエビフライの様な後ろ姿の君!園芸部に入らないか?

 どうでもよいのですが、彼の吠え声は、谷を丘を越えて近隣中に響きわたる爆音です。目も凄く良いので動くもの逐一反応します。通りかかる鹿を自動で追い払ってくれるし「鹿に吠えて」と言うと爆音で吠えます(「鹿」という単語だけでも吠えます)。近年は日本でもシャイロ・シェパードの子犬が産まれていると伺いますが、都会の集合住宅はこの爆音の対策はちょっとひと工夫いりそうですね


 これを食べてワンワンする力をたっぷりおつけなせえ



いつの間にかもの置き場所と融合していた寝床

2024年10月10日木曜日

バージニア、秋です。




カエデの葉の紅葉がはじまりました。
バージニアの山々が一番華やかになる季節がもうそこまでやってきてます。
前の夜は、見上げると立ち眩みがするほどの満点の星が見えました。

うちの地域はみんな夜が早すぎて夜も7時くらいを過ぎるとどこの家も真っ暗
道を歩いてるのはポッサムかアライグマだけとなります。
天の川も、流れ星も、自宅の庭から見放題なのは嬉しいです。
寒風にガチガチと鳴る奥歯に耐えられればの話ですが・・・。




どうして昨晩の夜更けの星空について私が詳しいのかというと、、、
お腹をこわしていたこちらの犬のクンクン声に夜中たびたび起こされたためです。

肌着一枚みたいな恰好で外に出てしまったのでめちゃくちゃに寒かったです。
私は一度起きると眠れない体質なので諦めて起床し数日分のおやつを焼いたりしていました。
コディも外に出てトイレしたあとは台所をうろうろして焼きたてのクッキーやロールパンを欲しがっていました。

コディは炭水化物にはあまり興味がないんです。
でも、ホールフーズ(日本の成城石井みたいなスーパー)で買ったフランスパンの両端の部分と、
「家で作ったパン」だけは例外的にすごく欲しがります。
背丈があるのでカウンターもテーブルのものもなんでも手が届きますが、
私から直接わけてもらうまで絶対に待っているので、律儀だと感心しています。

 コディの聞きわけの良さは一般的な犬のレベルを超越していてたまにちょっと心配になるほどです。

時々友達の家に行ってそこんちの犬と遊んだりすると
「ああ、犬って本来こうだったな」
と思い出すことが色々あります。

小型犬も含めてどんな犬でも好きなのですが、聞き分けに関してはやはりシェパードは飛び抜けて良いですね。
9年間でほんとにスポイルされてしまった。

 
スナネズミも養い始めた我が家

とくべつ料理好きでも得意でもない私なのですが、
なぜせっせと焼き菓子などを作っているのかというと、、、ズバリ経費削減のためです。

前回のブログで触れたように、
大型犬がちょっと具合が悪くなっただけで、すぐ驚くほどの医療費がかかります。
そんなことを言っている自分達だっていつ病気や事故に遭うか分からないですよね。

日本と同じでアメリカも物価上昇が続いています。
あまり先のことを考えすぎるのも無意味かもしれないですが・・・
できるだけ計画的にやらなきゃなと思い立ちました。
生まれて初めてかんたんな家計簿もつけてみたりして。
数値化されるとゲームみたいになってきて、ちょっと楽しくなっています。

 


そんなこんなで、ちょっとずつ「家庭で育てられる食糧調べ」にも着手していますよ。

ハーブ類は、費用対効果がすごく高いですね。
バジルなんか環境が合えば際限なく茂るから、ペストにして、
家で作った「なんちゃってピザ生地」にのせて、チーズを加えて焼けば一食できます。

コディのためにとってる鶏ガラスープも、ニンニクとキノコ、
ちょっと摘んだディルを入れるだけで食事の足しになって、とっても得した気分です。


2024年5月22日水曜日

あれがなった!


 どういうわけかあれがなりました(驚)

 錯乱坊のみなさん

 この場所に越してきて4年目。ついに、うちにサクランボの木がある事を発見した初夏です。私がいかに地面ばかり見ながら歩くヤツなのかこれではっきりしましたね(笑)こんなに鈴なりになっていて、味は、まんまお店で売ってるサトウニシキの味です。何もしていないのにこんなにおいしい実がなって、驚きました。

 残念な点は、多分私達が越してくるまえからずっと剪定をしていなかったのでしょう、木がすごく高く伸びていてほとんどの果実が収穫できないことです。ただの背の高いサクラの木になってしまいました(笑)木の手入れは大事ですね~



  
 寝起きのボサボサ顔のコディ😂 
「サクランボ持って。」と言ったら器用にヘタの所を牙にひっかけて持っていた。
 
 コディはこうやって頼まれた事をとりあえずやる所がほんとにえらいなあといつも思います。「この行為に何の意味があるのか」とか「おやつがなければしない」という素振りをいっさい見せないのは立派だと思うしこの態度はマネしたいです。サクランボを持つことだってコディにとっては別に面白おかしくもなんともないんです(この仏頂面を見てください笑)。ただ私を喜ばせるのが好きなだけなんです。




 こちらも無剪定でワイルドな状態に陥っているリンゴです。リンゴやナシは夏剪定・冬剪定というアイデアがあるらしく、ユーチューブ大学で一生懸命学んでいますが、慣れるまで練習がいりそうです。とにかく木を殺さないように頑張ります(青森のガチ農家の方の剪定ビデオが沢山上がっているので本当にありがたいです)。

 私達の住むバージニアは、19世紀初頭頃は合衆国で随一のリンゴの産地として知られていました。移植者がヨーロッパ産のさまざまなリンゴの品種を持ち込んだことで知られます。今でも一部では、そういった昔からの珍しい系統のリンゴが維持されているらしいです。わたしも一応、バージニア10年選手としては立派なリンゴを育て上げて、周囲の人に見せびらかしたいところです。




 こちらは洋ナシです。こちらも無剪定で大変な状態。でも、多分私が一番最初にうまく収穫できるようになるのはこれだと思う。少しずつですが分かってきてる気がしています…………。ほんとに気のせいかもしれませんが……‥‥…‥‥……。味はけっこうおいしくて、若い間に実を摘んで減らしておくと、本の通りにちゃんと大きめの実がなるのが面白いです。コディもナシは大好きです(サクランボはぺーします)。美味しすぎるのかスズメバチがたかってしまい、温かい時期はハチとの闘いが起こるのが玉にキズですね

 奥には桑も生えてます。まだ熟さないですが実がすずなりです。その上を日本からの外来種であるスイカズラのつるが占領しています。今年は子がスイカズラの蜜のうまい吸い方を発明して伝授してくれました。




 別の一角です。去年やった手入れのうち何かがよかったのでしょう、今年はバラがたくさん咲きました。悲しいかなど素人の見様見真似なので、「自分のやった世話のうち何がよかったのか」が分かりません。とにかく時間をかけて「これはうまくいった」というデータを蓄積するしかないですね。でも植物の場合、自分の寿命なんかも考慮するとこの先無限にチャンスがあるわけではありません。一回一回が勝負だ(笑)




 最近暑くなって来てドライブもセラピーワークもホムセンなどもどこにも行っていない犬。セラピーがないと風呂にも入らないしブラシもかけないヒゲも足のパッドまわりもカットなしです。なんかちょっと休日のおじさんみたいな雰囲気になってきました。
 



2024年5月14日火曜日

新緑がまぶしい



 田舎の家の春はする事が沢山です。時間が飛ぶように過ぎていきます。まず、春先に咲き終わったレンギョウの剪定をしました。次に冬の間にヒビが入ったドライブウェイを直しました。それが終わったら戸棚の金具の修繕です。こういうの、一般的にはパパさんが直してくれると思うのですが、我が家ではこういうのは私の仕事です。古い金具なのでホムセンで探すのにちょっと苦労しました。それが終わったら庭木に防虫剤・防カビ剤を撒きます。これらの薬は環境への負荷を最小限にするため、自分で散布機を買ってきて、ニームオイルなどを庭師のマックスに聞いた調合で自作しました。

 それから、芝の種を買ってきて、パッチ状になった部分を修繕しました。芝生の専門家を呼んでコンサルテーションを受け、土壌検査と施肥をお願いしました。込み入ってきたアセビや観賞用アジサイの死んだ枝を切り、それが終わったら今度は花が終わったツツジと伸びすぎたアベリア、メギの剪定です。木って植えるのにもお金がかかるし、枯らしてもお金がかかるんですよね(切り株抜去の費用が…💸)、、だから日頃の管理が実はとても大事だと最近分かりました。いろいろな失敗を繰り返しながら。

 また、片手間で花壇には野草の種を、小さなポットやプランターには野菜の種を撒き苗を植えました。どんどん発芽して、ハーブとかはもう食べられるようになったものもあります!子供が小学三年生になり、私の「なんちゃってホームスクール」で理科も教え始めたので、丁度いいですね。次は敷地内に生えてくるアザミの駆除です。冬の間に死んだ針葉樹の除去作業です。剪定で出た枝をまとめる作業です。モルチを足す作業です。春、二回目の防カビ剤の散布です。etc、etc。と、リストは以下延々と続きます。笑


 赤ん坊の頃から変わらない後頭部です


 コディは全ての作業にくっついてきて、自分は10メートル位向こうの日陰に座って私がすったんばったんする様子を眺めています。代わり映えのしない毎日ですが、1人&1匹でずっとうろちょろしており、なかなか余計なことを考える暇がありません。コディは、自分も毎日の行事に参加しているつもりです。声をかけると尻尾の先だけちろちろ動かしたりして、寝ているように見えても周囲への警戒を怠りません。


 それにしても庭の基本的な手入れだけでもこんなに力を使うとは知らなかったなあ~

 前の家の持ち主は月に2回、庭師を入れていたのですが、実際に自分でやってみてかなり納得しました。西洋の庭木や草は、そのままでも可愛いものですが、やはり手入れをしてこそ、輝くのです。手入れは時間をかけて、正しい要領で、タイミングを守ることが大事です。放置をすれば病気や害虫に弱くなって行ったり、樹形が乱れて枝が折れたり、枯れたり、結構繊細なものです。いやあ、こんなんではオーナメント的な花壇を作ったり、ホビーファームを作ったり家庭菜園をやるのなんて夢のまた夢だぞ(笑)ほんとに、なんでも自分でやってみないと分からないものですね。それから「美しい庭園を所有する人」の技術の高さと献身が、すごくよく分かるようになりました。ときどき居ますよね。家の正面玄関まで小さなスペースでも上手にお庭にしていたり、大輪のバラをアーチに這わせている人が。ほんとにすごいなと思います。




 家庭菜園は夢のまた夢ですが、ひとつだけ今年中に着手したいのがジョージアンスタイルの一角作りです。子供がチョウが好きなので、まだ虫さんや小鳥を楽しめる年齢のうちに、チョウやハチドリが沢山やってくる仕掛けを作りたいです。基本的な土木作業は庭師の方にやっていただいて、実際に木や植物を植えるところはなるべく自分達でやろうと思っています。子供にも手伝わせる予定です。自分が小さい頃、こうして家族や家のために何かする経験が不足していたと思うので、自分の子供にはなるべくやらせようと思っています。小さいうちから家族や人のために額に汗する経験は大事だと思う。

 真ん中の花が集まっているところには、犬の石像を置いて、いずれコディのお墓にしようと思ってます。草地と空、特に夜は天球を覆いつくす星空との間を遮るものが何もない家なので、それを活かしていつまでも空と庭とを気軽に行き来できるようにと考えています。コディはエキナセアの葉っぱ食べるのが好きなのでまわりにたくさん植えたいですね。ローズマリーとラベンダーの匂いも好きです。私の使ってる制汗剤の匂いも好きなのでお供え物のアイデアは今からバッチリです(笑)




 いつの間にか墓の話になってますが、これはまず犬が20歳まで生きてからの話なので。

 コディは順調に年をとっています。この犬はもともと若白髪がありますが、最近口の周りなどがとみに白くなってきて、可愛いです。白髪は増えたけど活発さは変わらないですね。最近特に印象的だった出来事としては、「車の中でパニック」というのを一回やりました。県道なんかで白線からのはみだしにドライバーが気付くよう、地面に刻みがついているところがありますよね。車がその上を走るとガーっと音が鳴るような部分ですが、公園に連れて行く道すがらあれを走った所急にパニック状態に陥り、最後部の席から運転席に向かって巨体を無理やり細い隙間にねじり込んで車内を移動してしまう事件がありました。
 
 制限速度が50マイル位の田舎道で後続車は75マイルくらいで飛ばしているし(田舎あるある)見渡す限りの農地で路肩もなく、このままだと運転席までコディがすり抜けて来てしまう感じがあり、本当に慌てました。農地の真ん中にぽつんとあった小学校の駐車場に滑り込んで事なきを得ました。助かった!この一件以降、後部座席に犬を固定するようカラビナと予備のリードとハーネスを設置しました。安全上もっと早くからそうしているべきでした。しかし、あの日と同じかそれ以上に手に汗握った出来事となりました。




 この一件で分かったことは、「コディは予測が難しい犬になりつつある」ということです。特に恐怖のレスポンスとしては今までになかった類の行動が見られるようになってきています。車での一件以来も、ドライブは出来ていますが、ふとバックミラーを見ると口を開けてハアハアしていたりと何かしらストレスを感じている様子が見られるようになりました。客観的に見てこの位の大きさの犬で黒いシェパードで行動の予測が難しいというのはあまり良くない状況だと思います。

 先週の夜、急に猛烈な雷雨が発生した時もコディは外に出ていこうとしていました。本格的に雷雨を怖がる様子を見せたのは2021年の9月ですが、それから約3年間で初めての動きです(今まで恐怖した時は必ず二階に駆け上がって来ていました)。コディは裏口へと続く重いドアでも自分で開けられるので、もし「たまたま」あの夜ドアに鍵がかかっていなかったとしたらそのまま外へ駆け出し、土砂降りの中を走って行ったでしょう。

 普段からそのような行動は想定していないので、うちの敷地のフェンスが「たまたま」開いていたらそのまま農道へ出ていたはずです。嵐の暗闇と雷鳴の恐怖の中を死に物狂いで農道を走っていって車にひかれたかも知れません。牧柵の鉄条網で大怪我をしていたかもしれません。他の家の敷地に入り込んで暗闇で熊か何かと間違えられてショットガンで撃たれたかも知れません。




 そうかと思えば、あんなに訝しんでいた食器洗浄機や、渡り廊下への恐れは急になりを潜めてきていて、廊下は呼べばさっさと通れるようになっているし、食器洗浄機なんか横に寝転んで歯磨きを受けるくらいまで気を許してます。日によってレスポンスの強度自体も違います。日常の中で恐怖を感じる領域がアメーバ的に色んな事象の間を伸びちぢみしているみたいなのです。だから私からすると一見、なんでもない事に突発的に恐れを抱いたように見えるのかも知れません。今書いていて思ったけれど、ほとんど「妄想に取り付かれてる人」みたいな感じかなと思います。日々身のまわりの環境について色んな見方を行き来していて、時にはその中から「こわい」という感覚が生じてくるような。

 最近思うのですが、こういう大きな犬のプライム・タイムは、やっぱり8歳くらいまでなのだと思う。もちろんその後もずっと元気で毎日を楽しんでいますが、内側ではゆっくりと確実に衰えが進行しています。基本的に「8歳から先はボーナスステージ」「シニアなのにこんなに元気でいろいろ出来てラッキー」くらいに思っていた方が、飼い犬の老いを受け止める方の気持ちも楽だと思う。加齢と共に見た目や行動が変わり、内臓の機能が衰えるのと同じく、脳も内臓である以上、認知機能の衰えも自然なことだと思う。


↑↑↑トラブルメーカーの御尊顔↑↑↑
いつもニコニコなのにカメラ向けると真顔に。なぜ。


 一番だいじなのは「ささいなことで一喜一憂しない」ということですかね。

 細かいことでむやみに気をもんでは、犬に不安を抱かせることになる。これが正しいか分からないけどボスにまかせておいて、というスタイルの方がコディは安心だと思う。今回のパニック事件についても淡々と経過を見て、できる事を続けていく所存です。毎日の観察を怠らず、記録をつけ、栄養と運動と環境のマネジメントに注意し、引き続き脱感作的なトレーニングを継続します。パニックになる状況の傾向を掴み対策を練って、過度に腫物に触るような扱いをせず、安全には気を付けて、今後もケアして行きたいと思います。 


2023年10月25日水曜日

気持ちのいい秋


 夜空を見上げると、カシオペア座が目に付く頃となりました。朝夕の冷え込みも顕著になってきて犬君は絶好調です。飼い主の方はというと、犬のメンタルと気圧の関係に興味を持っています。コディは年を取ってから物音に敏感になっているのですが、一日の間に気圧の変化が激しい時は、特にちょっとした物音で不安が高まりやすい傾向にあるように思えます。急に雨など降ってくると私の周囲にチェックしに来る回数が増えるし、ふと気が付くと自分でクレートに入るという行動が見られるのもこのような日です。目に見えて天候が変わる前からソワソワしている事も多い気がしています。

 一方高気圧の続いている時期は、ドアの前でせがんで積極的に庭へ出ていくし、一日中外で過ごしても平気な様です。表情を見ると精神的にも安定しているように感じられます。たまに近所の人が打つ鉄砲の音が聞こえると文字通り尻尾巻いて帰って来ますが(笑)、もともと調子のいい日は不安からの回復も早いですね。今日は短い停電があったのですがクレートの中でオヤツを食べると、また颯爽と外へ飛び出して行きました。毎日元気で楽しそうなコディを見ていると、私も気分がよくなります。飼い犬のQOL(生活の質)は飼い主のQOLに直結した問題だなあと、改めて思います。



 学校から帰ってきて一番にコディと遊んでいる娘。最近8つになりました。トレーニングもどきのような遊びを二人でコソコソやっています。娘が作った謎のルールにあわせて犬が動いていたり、なぜか娘が石コロでトリーツを砕いて、それを犬がジーッと見ていたりしてすごく楽しそうです(笑)。話の通じる大きな動物が号令に合わせて動いてくれるのが面白いようです。コディの方も、一緒にゲームをしてくれる人に強い興味を示して執着する犬なので、これからこのふたりはもっと仲良くなれるでしょう。

 ある調べによると、犬の知能は人間の子に換算すると平均2歳~2歳半だそうです。たし算やひき算が出来るとか、言葉をおぼえるとか、所謂「技能」にフォーカスするとそのくらいとなるのかも知れないですが、精神面で見ると犬と娘はここ1、2年でようやく対等になってきた感があります。同じ年にオギャアと生まれて、ここまでの彼らの成長を思うとついニヤニヤしてしまうのですが、これは親心的な感情かもしれないです。子供が小さい頃など特に、まわりの人と比べて自分の中での「親」という感情の芽生えが遅くて「このままで一体じぶんは大丈夫だろうか」と気になっていたけれど、大丈夫になってきた気がする。




 田舎の集落に越して3年目が近づいています。なにもないところですが、もうずっとここで暮らしていたんじゃないか?と思うくらい時の流れがゆっくりで、広い空に山からの雲が、また毎晩天の川が見えるところが嬉しいです(スターリンク衛生も見えました)。少しずつ都市化は進んではいますが、治安も良く古き良きアメリカの生活を残した土地に住めることは幸運だと思います。人ものびのびしているし各自好きに生きている感じで気楽です。

 周辺には庭が大きい家が多いのですが、この頃の季節になると一日中外で過ごしている犬達をよく見かけるようになります。犬種的にはピレネー犬、その他家畜を守る系の犬達(アナトリアンシェパードも見かけます)、シベリアンハスキーなどの比率が多いようです。ジャーマンシェパードやオーストラリアンシェパードは飼い主が外に居ると自分も出てきますね。牧羊犬の中でもコリーは単独でも敷地内に座っている姿が印象的でけっこう独立心が高いんだなと感じます。

 私の家の近くの個人宅では、庭のニワトリの護衛のためかマレンマと思しきの子犬が飼われ始めました。車で通りかかる度に、ヨタヨタした大型犬の子供が一丁前に吠えたり、庭の隅でめんどりに飛びかかるマネをして遊びにさそっていたりして本当に可愛いのです。


Graptopetalum 'Murasaki'

 田舎ならではの小事件にも事欠きません。最近だと敷地の中をスカンクが横切るのを見て戦慄した事と(もしコディが見つけたらと思うと)、それからこの写真見てください、私が「タコ部屋」と呼んでいる鉢ですが、これ、誰がやったと思いますか。細いクチバシ型の切れ込みがあります。私の裏庭の一角を根城にしているマネシツグミの仕業です。

 時期的に餌が減ってきて新しい味覚にチャレンジしようとしたのでしょう。一枚上の写真で見ると隣のキュービックフロストもちょっとやられています。娘が「おまんじゅうさん」と呼んで可愛がっていたリトープスなんか、土からほじくられて穴を開けられ、無惨な姿で床に落ちていて久々にブチきれました(笑)。最近、夏の休眠が終わって少し活動再開という感じになってきていて、初めて育てるリトープスの脱皮を心待ちにしていたのに、、、グリーンハウスが欲しくなりました。


娘のリトープス 非業の死から2日前の姿



 二鉢のエメリアエも元気です。右にいるやつれた顔をしている方が、2022年の3月末に奇抜な姿でやってきた個体の現在です。子株だらけになっているせいかすぐ茶ばんでしまうしドンドコ際限なく花を咲かすし、ちょっと行き急いでる感じがします。それにしてもロゼットを形成する多肉植物は、売られている時点で徒長しておかしくなってしまっていても、家で世話してるうちにまずまずそれらしい姿になっていくという好例を見せてもらっています。愛着のある草。

 左の比較的きれいな方は同じ、22年3月末のポストの最初の写真の、左端に映っていた個体です。奇抜な株を植え替える時、ポロっととれた1つだけの子株を2回植え替えた状態です。葉っぱも傷んで、根も数本の状態から1年半ほどで左の状態になるので、丈夫だし成長が早い草だなという印象。私はやっぱりエメリアエが大好きで撫でまわしてしまいます。葉の表面がザラザラしてて気持ちいいんです。




 レツーサです。これは去年の8月に「根が伸びず葉が縮れてきてしまった」と書いていた個体の現在です。私最近、急にこの草の機嫌の取り方がわかってきたんです。ちょいちょい世話をしていたら徐々に元気を取り戻してくれ、今月になって突然親株が傾いたと思ったら、下から子株が生えてきました。多肉植物は丈夫で一度あ~失敗したかなと思っても、悪あがきを受け入れてくれる寛容な点もいいですね。


Echeveria lilacina

 おいおい、犬のブログでいつまで道草を食っているんだ、とそろそろ思われていることでしょう。これで最後にします!2年前のブログでEcheveria lola "Mexican Hens and Chicks" として紹介していましたが、調べたり、購入した園芸店にも確認してエケベリア・リラシナ、北米での通称は『ゴーストエケベリア』ということが分かりました。基本ずっとほったらかしだったので不格好だし、すっかり鉢よりも大きく広がってしまいましたね~ちと可哀想な状態です。

 北米の学校には学年末に先生にあげる「ティーチャーズ・ギフト」というのがあって、迷惑かもしれませんが、私はいつも多肉植物の寄せ植えをあげることにしています。子供が紙粘土で飾った小鉢なんかに入れると、簡単でもそれっぽくなるので便利なのです。写真のリラシナは2年前に葉挿しで増やしたものの最後の2株です。今年のギフトに活躍してくれるかもしれません。




 二年間も窓辺でゆっくり成長してきたルームメイトを失うのは寂しいような気もしますが、大丈夫!最近引き取ってきたリラシナをまた分解してあるんです(笑)。今回のは結構状態がいいので、また2年後には、可愛い姿に成長してくれていることを期待しています。さてさて、道草はもう本当に終わりにしますね。次回の道草では「ひと夏の間にとてつもない状態になってしまった我が家のアロエ」をお届けします。



 よし、よし、コディ君、そんな目で見るのはやめなさい。おやつをあげよう。私が植木屋やホームセンターに行く時は必ずコディも連れていかれるのです。「植木屋ひきまわしの刑」です。こういうの、コディは内心どう思ってるのかな。特にホムセンは機械だらけで、コディにとっては嫌な音もするのでしょう、時々体をブルブルっと揺すってがんばっています。でも「行きたくない」とは絶対ならないところがこの犬の面白いところです。なんでもいいから飼い主についていくぞという気合を常に感じます。はなればなれが一番いやなんですね。

 シェパードなど牧羊犬の仲間は昔から飼い主を守って交通事故に遭うとか、飼い主を追って燃える家の中に飛び込んでしまうなどの話がときどき聞かれますが、こうした環境への不安よりも、飼い主との分離(セパレーション)への不安の方が勝る傾向があるためではないかと最近思っています。人間のまわりで多種多様な作業にあたるため基本的に知能が高いほうへ、些細な変化を感じやすい方へとチューンアップされています。それらは不安を感じやすいことと表裏一体だということなんだと思います。

 シェパードを飼う時は、根源的にそういう犬たちだと知った上で、独立心のある犬を選び、なるべく小さいうちから自信を高める練習をしてあげることで、そういった精神の面をうまくマネジメントしていくことが鍵になるかと思います。完全に出来ているわけではない私がこう書いても説得力はないと思うのですが、犬はいつ始めても一生懸命、応えてくれます。どんな試みも決して無駄じゃないと思うのです。

2023年8月16日水曜日

Bazil Newman Riverfront Park (&草)



  あっという間に、夏です。…と思ったら近所のホムセンでは早くもハロウィンの商品への入れ替えが始まってたりして、「ちょっと待ってくれ~!」と思いました。まだ夏を満喫した実感もないうちに、ほんとに慌ただしいのです。私達はアッと言う間に過ぎ去った東京帰省を終えて、バージニアに帰ってきたばかりです。

 今週は、帰省の間シッターさんの家で過ごしていたコディを連れ出してせっせと夏らしいことをしました。木の生い茂った公園の開拓が楽しいです。自分とコディのオヤツを持ってきておき、公園の見どころっぽいところに来たら腰を下ろして分けて食べます。ずっとこうしていつまでもコディと冒険を続けたいですが、果たしてあとどれだけ付き合ってくれるだろうか、などと考えるようになりました。

 Bazil Newman Riverfront Park(地図)は、ポトマック川の流れに沿った公園です。最近、このポトマック川という奴がだんだんわかってきたのですが、この川は水流が変則的なのと、水面下に思わぬ障害物があることもあるのでちょっと注意が必要です。急に深くなったところに、動かせないぐらい大きな流木が沈んでいたりするので、たまにリードをつけたまま犬を泳がせているひとを見ますが危ないなーと思います。近くに住宅街を流れるグース川の注ぎ口があるので降雨後一週間ぐらいは水質的にも犬の水遊びはやめたほうが良いでしょう。


川に降りられるところがあると大急ぎで寄っていくコディ
私がどんな顔をしているかすごくチラチラ見てくる



 お呼びでないかも知れませんが・・・草たちも元気にしています

 休暇中、水やり係(私)がいなくなったので各自茶色や紫に変色していましたが、緑に戻ってきました。今回の日本では作家さんの作ったいい植木鉢をいくつか買って、船で送ってあるんで、届くのが非常に楽しみです。割れずに海を超えてくれますように。いやあ、早く草を植えたいですね。何を植えるかも何も決まっていないけれどひたすら楽しみだーーー。(二回目)




 ご覧ください、色白の草も生えてきました。こういうのは色彩の変異としてはグレードが低く、日本では誰も見向きもしないですが、海を渡ったここアメリカではお客さんが来るたびに、ワオ!イッツソープリティ!植物ヲソダテルノウマイ!ベリービューティフル!と言ってもらえます。場所が変われば評価が変わる典型ですね。私達人間は植物にはない足がありますから、自分が最も評価してもらえるであろう場所へ少しずつでも動いていきたいものです。


2022年11月6日日曜日

アロエの成長

窓辺のスリー・アミーゴ


 去年の8月のノートに書いたアロエの今です。唐突ですが私はアロエの世話が本当にヘタなのです。ここまで何度も調子を崩させたり、気を使って植え替えしたらまた弱ったりで、(自分の腕は棚に上げて)「いつも何かしら問題がある人」というレッテルを貼ってしまっていました。でも、写真を見比べるとこれでもけっこう大きくなっていることが分かりました。これはなかなか嬉しかった。

 アロエ類は陽光が好きなイメージが強くて(ハワイのカンカン照りの道端で雑草と一緒に生えていたし)、基本的には外で育てるものだと思うのですが、こうしてなんとか室内でも生きて少しでも成長していてくれるのはありがたいです。過酷な我が家の環境、ケアに負けずこれからもがんばってほしいです。笑




 前回出てきた茶ばんだエメリアエは、きれいな緑色にもどりましたよ〜
 ホムセン出身のこの草は成長障害で妙ちくりんな姿ですが、元気です。

 じつは、最初の植え替えの時にとれてしまった子株を1つだけ小さい鉢に入れていたところ、調子を持ち直して順調に成長してきてですね、、、嬉しくて調子にのって水を与え過ぎ、若干徒長気味にしてしまいました。綺麗に太って青々とした状態を保つのと「やりすぎ」の境界線が少し難しいなあという気がしてます。


マクラータ

 私は変態なのでこういう植物の葉っぱがとれてしまうと、カッターでスライスして断面をなめるという奇行に走ってしまう。苦くも無く甘くもなく、ただただ、「植物が一生懸命貯めたもの」の健気な味がします。うう~む。。姿見て良し、なめて良しとはこりゃ参った。。。※良い子はまねをしないでネ




 半年ほど前にやってきたユーフォルビア・ファイヤースティックが優雅に手を振って「私のお味見もぜひどうぞ」と誘ってきます。ダメ、絶対。この鉢に2週間に一度ほど大型のじょうろで目一杯水をやるのですが、一回一回、なんか気味が悪い程でかくなっていくので最近コヤシをやるのをやめました。私は恥ずかしながら肌が少し弱いのでこいつの手入れはちょっと命がけです。一番どうしたらいいか分からない草。


こんなに高く伸ばす必要ある?と見る度思ってしまうH.ヴェノーサ.テッセラータの花


ハオルチオプシス属の特徴を備えたお花

 まあこのようにして、近所のホムセンに月イチていど行くたびに草のコーナーを覗いては、新しい葉っぱが増えたり、増えなかったりしているわけなのですが。。。この店にある草は皆けっこう見るのも悲しい状態になっていることが多いのです。江戸の火消しのさすまたかよ?と思うくらい見事なワイの字に成長したリトープスなどは平常運転です。

 さすがの私も最近は深読みし出して「この状況、わざとでは?」と思い始めました。こういった草花を適当にキープして「ほどほどに可哀想なすがた」にしておき、助けてあげる、という私のような愚かなカモをおびき寄せているのでは?そうしていつまでも私のような蒙昧なお人よしが購入していくから、可愛そうな草花の売買は永遠と続くのでは?と。


2022年8月23日火曜日

草の成長(とコディ)

 微妙に続いている「最近の草」シリーズです。子供の夏休み中の現実逃避ですがよかったら見ていってください。おそらくこの世の99%の方にとっては至極どうでもいい植物の話を好き勝手に喋っているので「夏休み疲れが溜まっているのだな」と見なかったことにしてやってください(笑)コディの写真は最後にあります!最近のコディ君はどうしたかな~と、気にして下さってる方は、よかったらこのノートの一番下までスクロールされてみてください。

 さて去年9月のノートで葉挿ししたエケベリアですが、だいたい1年が経過して、直径6センチメートル程度くらいかな?まで成長しました。ずっと室内で植え替えもしてないからか、ぐぐっと大きくなることはないですがゆっくり地味に成長しているようです。この微妙な青灰色が私の大好きな色です。触ると跡が残っちゃうのでいつもじーっと眺めるだけです。

 エケベリアの仲間は、殆ど育てたことがないのですが、唯一強い関心を持っているのが原種「ラウイ」です。あの清楚な姿にとにかく惹かれます。そのうち時間が出来たら種を取り寄せて育ててみたいです。家庭菜園プロジェクト、昆虫用の庭作り、風呂場に南国植物コーナーを作る、コウモリとメンフクロウの巣箱設置計画、テラリウムを量産する、ホビーファーム作りにガチョウの飼育と、今後数年で果たしたいホームプロジェクトがたくさんなので、忘れないようにここに書いておこう。


 去年の6月頃だったかな、ほとんどまるはだかの状態でうちにやってきて、いつの間にか子だくさんのボーボーへと変貌を遂げていた宝草(?)。なんだかボーボー姿も板についてきて鉢の中でワサワサと茂る姿がおもしろいです。葉っぱの質感なども可愛らしく、いつもすてきな草だな~と思いながら見てます。わずか5ドルの植物でこんなに楽しませてもらっていいのかな?という感じ。台所のすぐ手を伸ばせば届くところに置いてあるので、子供の友達が来てワッフル焼き係の疲れが極限を迎えた時など、ふと心和ませてくれる存在です。


 ボーボーといえばこちらも。
 今年3月、ホムセンから持って帰った頃は楚々とした姿だったのにもうぎゅうぎゅうに成長して大変なことになってます。この大きさで子供がたくさん出来るという事は、わりと小柄な品種なのかな。もの集めが好きな者にとって、アメリカのホムセンの適当な品種カードはすごく歯痒いものがあります。この葉っぱもシンビフォルミス系(?)と勝手に思っているけど真相はなぞ。


 シンビはそろそろ植え替えて大きな鉢にうつしてあげたいですね、なにしろ鉢はいくらでもある。時はすでに遅しで、私のもの集め癖はジワジワと再燃し応接間の方まで広がり、すでに窓辺を侵食しはじめていたのであった。


 レツーサ。2株あるのですが私の世話の何かがいけなかったらしく、1株は根があまり伸びず葉がちぢれてきてしまいました。窓辺組は園芸店のお取り寄せ出身なので台所にいるホムセン組とは風格がちがいます。肩をいからせて話しかけても答えてくれなさそうな感じじゃありませんか。そのわりには土被ってるけど…(こういうのにあまり気付かない)


 リミフォリアです。硬葉系は最近分類がHaworthiopsisに変わったそうですね。これ系はポーカーフェイスで何考えてるか分かりにくく水やるタイミングもなんだかイマイチ分からないので苦手意識があって、うちで育てるのはこの株が初めてです。こないだ少し触ったら根がしっかり張っていてひと安心です。男性的な草。


 すみませんまだ続くんです。
 3月に奇抜な姿でうちへやってきたエメリアエは奇抜なまんまワシワシと成長を続け、今はこんなんなりました。徒長したところはもう治りませんが真ん中から正常な葉っぱがいくつも出てきて展開しています。こういうしぶとい感じがかっこいいですね~客観的に見るとエメリアエが一番好きかも知れないな、、、嬉しい事に子株もいくつか出てきて。旅行で留守にした間水が足らなかったらしくちょっと茶色くなってしまった。もう、根っこも大分まわってると思います、植え替えよう(もはや念仏)


 私が草を眺めてああでもない、こうでもないと静かに現実逃避しているところに必ずやってくる犬です。思えばこの犬は子犬の頃から「不注意でモノを倒す」というのをやったことがなく、今こうして彼の足首ほどの高さに置いてある植木鉢なども、一切倒さずに歩き回るので助かります。それにしても犬も子供と同じで大人の異常行動に敏感ですね~。このすごい懐疑の眼差しを見てください。飼い犬だってこういう目で主人を見る事があるのである。

 これを書いている今は子の夏休みも終盤で、ハワイに義父を訪ねる2週間の旅行を終えた所です。コディはその間新しいドッグシッターさんの所で過ごしていました(いつもの人がアジア圏へ里帰りしていたので)。私はここの所ずっと犬の体力向上について考えていたり、ドッグフィットネスの講座を受け終わったりで多少目が肥えてきたのでしょうか、2週間後に再会したコディの体格の変化におどろきました。コディをさわるだけで、この半月間どんなケアを受けていたかは覿面に分かりました。こういうことは、口では何とでもいう事が出来ますが筋肉は正直で、ごまかすことはできませんね。余計な勉強によって私はやっかいな客へと成長してしまったのかもしれません。耳ダニらしきおまけももらってきたので来週は病院です。