2017年7月31日月曜日

人生に効く薬



 コディは2歳半をすぎ、体高がだいたい73センチくらい、体重は最近少ししぼって、55キロ位となりました。2年前と比べると随分と大きくなりましたが、ほかの兄弟は60キロオーバーの犬もいるみたいなので、たぶん同胎犬の中では小さい方なのかもしれません。挨拶の仕方や愛情表現はまだまだ子犬のそれで、所謂とっちゃんぼうやみたいな感じになっていますが、とてもかわいいので(親バカ)どこへ行っても撫で撫でしてもらえます。




 犬が2歳すぎたと同時に、「小さいにんげん」育ても、もうすぐ2年になります。この2年間は本当にいろいろなことがあった。子供の世話も、犬の世話も、仕事も、自分のやりたいことも、限られた時間に全て詰め込もうとして、いつも体力の限界を試されていました。子が生まれたら変わるだろうと思っていた「子供の相手が不得意」という性格は、結局なにも変わらず(笑)ただ漠然と「解放されたいなあ」と思う事も今でもよくあります。

 写真で見れば、「きっとあとで宝物になるだろう」と思える日々です。だけど自分は愚かな人間なので、今まさに起こっているであろう幸福を、今感じ取ること・享受する事が出来にくいようです。そういうタイプの人にとって、この世界の幸福とは、いつも振り返った過去の中に見えるものです。だから、撫でるだけ&じっと見つめるだけとか、ペロッと舐めてもらうだけでごく自然に、インスタントに幸福を感じさせてくれる犬の存在は、私にとって家にとって、無くてはならない大切な存在だと言えます。