雪の酷寒の日に国道を飛ばして、先日分かった肛門嚢線がんの精密検査を受けに行ってきました。そういえば11年前、まだ赤ちゃんのコディをもらってきた日も吹雪でした。この犬はなぜか大事な日には雪が降ることに決まっているようです。検査方法は腹部ウルトラサウンドとCT、立ち合いの外科の先生による触診などを経て、手術に適した状況かを審査します。
専門医だからか、超大型おじじだからか、物価高だからなのか…この検査だけで実際の手術の1/3くらいの費用が必要となります。コディの場合侵襲性のある医療行為では毎回鎮静か麻酔となるので連れて行くのも大変、帰りも大変で一回一回の通院が負担です。とりあえず検査が終わって、コディも私もほっとしました。
悔やまれるのが車のことです。
広々していいだろうと、少し前に自家用車をフルサイズSUVに変えてしまっていたのです。このことを少し後悔しています。冒頭に「雪の酷寒の日に国道を飛ばして」などと書きましたが、これは今の車だったから安心してできたことで、そう思うと確かに有用な車なんです。
けれど、犬が年をとって後足で立ち上がる動きを避けようとするようになるなどと、あまり実感をともなって想像していなかったと思います。今回のような通院や検査の後に犬を車に乗せてあげるのもかなり大変です。最近では、いつもみてくれている獣医さんだけでなく、男性の看護師さんがいる日(車に上がる犬の補助をしてもらうため)を考慮しながらアポイントメントをとるようになったりと、コーディネートが複雑になってきてしまいました。
ちょっと前の宅トレ記録にも書きましたが、私達の住むようなアメリカの片田舎では日本の地方などと同じで、車選びは人にとっても犬にとっても生命線といっていいものだと思います。家族のメンバーそれぞれによってニーズは違うので、なかなか最適化が出来にくいところでもあります。近年人件費や部品の価格もはね上がっているので、長期で見たメンテナンスや修理費などのランニングコストや、リセールバリューはかなり真剣に考えねばならなくなりました。子供にとってはファーストカーにもなるので、安全性は最優先事項です。
こうなると、自然とシニア犬に特有の条件は二の次にせざるを得ないことが出て来ます。先々のことを考えて自分で下した決断ですが、ある意味コディのQOLを犠牲にしたとも言えます。今後はこの罪悪感と共に行くのだと思います。
この車、マッスルカーのため振動と音がうるさいのです。このブログを読まれてる方はもうご存知の通り、おじじの音ビビリは近年悪化の一途を辿っています。車で少し近隣をドライブしたところ、後ろの席のコディがガタガタピーピー、ものすごくうるさいのです。SUVと違い慌てるコディと運転手(私)を隔てるものがありませんからこれはかなり危険です。やはり運転席と、乗車席を隔てる檻みたいなものをつけないとダメだな。警察車両としてよく高速の隅に待機している車種のため「輸送される犯人の図」みたいになっちゃいそうなのですが。うーむ!シニア犬のお世話はトライ&エラーか……また別の作戦を考えよう。