2016年2月24日水曜日

この犬な~んだ




 ドッグランに来ていたのはハンガリアン・クーバースの女の子でした。生後五か月。この犬のオーナーの女性とは以前から顔見知りで、もう一頭既に成犬のクーバースを飼っているので、よくこの犬種についての話を聞かせてもらっていました。というのもネット上にある「あなたに適した犬種は?」みたいなセレクター・ツールを使うと、自分の場合、ベルジアンシェパード三種やブラックロシアンテリアと共になぜか参考にあがってくることがある(全然傾向が違うのに)犬種だったのもあり、勝手に親しみを感じていました。

 犬種の詳しい説明はウィキに任せるとして、他の山岳護羊犬と比べるとあまり磨かれてない素朴さを感じる犬です。オーナーの話によれば実際にピレネー犬やバーニーズ等と比べるとずっと実務に傾いた犬達だとか。本質的にソトイヌで、気候が許す限り庭でまったりしている事を好むそうです。この子犬も触ってみると(綿雲みたいな見た目に反して)結構硬めの巻き毛をしていたり、体つきも子犬とは思えないほどがっちりしていて、悪天候下でも職務を全うできるよう頑健なつくりになっているように思いました。警備と言う点ではバッチリで、家(と言っても日本の感覚では「洋館」的な間取り)の中に入れると窓から窓へと、ひとつずつ移動しながら安全確認してくれるそう(笑)。ただオビディエンスは全然ダメで、自分で考え自分で行う、とっても独立独歩な犬とのこと。


こちらはお姉ちゃんのほう。 果敢に挨拶しに行ったコディ(彼女の方は興味ナシ)





 コディ、彼女は高嶺の花過ぎるよ。100遍くらい顔を洗って出直してこないと。と言っても洗顔が大嫌いなおまえにとってはチャレンジだろね・・・。

 この後何かがクリックしあったのか、ちょっぴり追いかけっこをして遊んでくれたお姉さんクーバースでした。それにしてもコディ、メス犬へのチェックが念入りになってきているな。未去勢で1歳過ぎ、場合によってはテンション高め、比較的ラフな遊び方を好むと、ドッグランでは煙たがられがちなキャラを潜在的に備えているのでちょっと気を付けて見ていてやらないと。



2 件のコメント:

  1. 一目見て、ピレネー犬だと思いました!
    やっぱりアメリカって色んな犬がいるなぁ。
    自分に合うかどうかは分からないけど(^^)いつの日か、LGDというのですか?を飼って、羊飼いになりたいなぁ。遠い夢物語。
    飼い主さんの説明が、ドイツ語のWikiに合っていて、なるほど~。なかなかの性格の持ち主なんですね。もっと興味が沸きました。でも、スイスの一部では、危険種に指定されているらしいです、、、これも、扱い方の問題で、なんでしょうね。

    コディ君、未去勢なのかー。珍しいですね。まだまだ若者、お姉さんに甘えている感じが、ほのぼのしました(^^)。

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    1. >akaさん コメントありがとうございます!

      ドイツで羊飼いですか!それ、すっごく楽しそうです~。そうしたら遊びに行かせてくださいね^^
      アメリカは住んでる人が多彩なので犬も多様化するみたいですね。
      この犬達も、ここから車で一時間ほどのところで本場ハンガリー人の営むケンネルから来たと
      飼い主の方が仰っていました。

      >スイスの一部では、危険種に指定

      これね、すごく納得です!ブログに書いた犬達も実際けっこう気が強かったです。
      家のそとでもこれなら、自分の家の敷地内に居ればもっと強気なんだろうと思いました。
      山なんかであったらかなり怖そうです~。見た目はほんとぬいぐるみのようなのですが。

      はい、コディはタマタマ有りです。
      でももうそろそろ去勢します(そのワケはまたブログに書きます。。)

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