2026年2月1日日曜日

0にする人

屋内だョ!全員開花(写真外にも大量にある)

 家計簿を確認していて大変なことに気が付きました。

 去年一年間、うちで育ててる観葉植物関連でのトータルの出費が0円になり、複利(※手持ちの草が生み出す子株)だけで楽しんでいる、趣味として『完全自走状態』を達成していたことに気付きました。ちかごろはやりのFIRE状態です!シュミだからHobby Independence, Retire Early、名付けてハイヤーかな。いえいえ、私はリタイアなしのただのハイで満足です。

 植物に関しては人並みに欲求もあり、「あの品種ほしいな」「こんな鉢ほしいな」「こんな植え方はどうだろうか」「そのためにあんな石コロが欲しい」などと妄想すること多々です。が、手持ちの草がどんどん増えている状況なので、今はこれらの管理だけで十分です。おそらく今年中に今の自分が管理できる限界点に到達するでしょう。無限に沸いてくる子株はそろそろちぎって捨てるフェイズに入っているのかもしれないですが、なかなか捨てることができません。私の弱点です。


 もうひとつ0円になったのが「スナネズミのおやつ代」です(虫が苦手な方、すみません)。近年の物価高のあおりを受けてか、ミルワームもすきなだけ買おうとすると結構高いなあと思うようになっていました。それで、家で野菜くずなんかを利用して繁殖させることにしました。例の雑草ゾーンで草の種とったり、食べられる雑草をむしったりしてせっせと与え、今二世代目がもうすぐサナギになるところまで進んで、幼虫がわきわきしてきて賑やかです。ワーム・インデペンデンス(ワイヤー)になる日が近づいています。

 餌になる生き物としては、最近子供に「スズメガの幼虫も買ってくれ」とせがまれています(スズメガの幼虫も、「ホーンワーム」といってアメリカでは餌用生物のひとつです)。9ヶ月先の11歳の誕生日のプレゼントにイモムシを予約する娘。心配です。今年はアメリカの小学校の最高学年、日本で言えば5年生になる年です。子供達、特に女子は急に大人びて、性格や趣味に応じてグループができ、メイクアップセットのことや芸能人、Kpop Demon Hunterの話やなんかで盛り上がっているころです。そんな中でカメムシだ、イモムシだ、インコだスナネズミだとしている我が子供。(かといって理科や算数がとりわけできるわけではないのです!)


 子供の教育費用も0円です。多分これが一番の節約かも知れません。

 以前、海外で『日本人』を育てるというブログに書いた通り、わがやは日本語の補習校に子供を行かせていないので、就学関連にかかる費用がほぼ0です。スポーツの習い事にしっかり取り組ませたいのと、悪名高い、高額なアメリカの大学進学費用の問題があるので、小さいうちは家で教えられるものは家でやり、経費の節減をして備えようと思っています。家の子供は国際結婚家庭の子としては少し変わっていて、高学年になっても未だに日本語の方が得意です。話し方や言葉選びはおぼつかないこともありますが、日本語の方が語彙が豊富で、今の時点では読む本も日本語の方がレベルが上です。このままいくと高学年から中学校で、メインの学習言語である英語のボキャブラリーが貧困になるのではと心配しています。学年が上がったら英語のチューターを頼んだりした方がいいのかも知れないな。

 しかし、こうやってうちで日本語でものを教える試みもいつまで続けられるだろうか?と最近は思い始めました。私自身がものを教えやすい言語が日本語であるという都合からも、子供には日本語で勉強させていますが、英語とは本当にかすりもしない程かけ離れた言語で、子供には2つのことばの間で無理させているなあといつも思っています。バイリンガルを育てることって、実際にやってみるとかなりの労力がかかりますし、「グローバル人材」とか「国際交流」とかキラキラした文脈で語られ過ぎてるような気がするんですが、それ以外に道がなくてやっている身からすると「家庭の事情で仕方なく目指すもの」という位置づけです。


雪がきれいに積もりました 自宅警備員も出動。

 こうやって考えてみると、私は外に出かけていってお金をとってくるような、いわゆる「0を1にする」ような仕事は現状、あまりしていないし、今後仮に就労したとしてもビシバシやっていく能力も不足しているのかも知れないと思うのですが、後方支援で生活の基礎をかためる作業、いわゆる「コストを0にする」肉体労働や、「0を0のままにしておく」観察力にかけてはけっこうイケちょるのではないか、と思い始めました。

 0にしておく重要性……未来に起こるわるいことを未然に防ぐ努力……
 これがまた数字に出ないからなかなか重要性に気付かれることがありません。
 交遊関係や職場などでそういう人を見つけたら大切にしようと思いました。


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