2023年10月25日水曜日
気持ちのいい秋
2023年8月30日水曜日
麻酔と鎮静
2023年8月27日日曜日
くさい!
コディと夏を満喫シリーズ継続中。もう、くさいんです。とにかく写真見てください。この顔、いたずらっこになっている時の表情です。この後一瞬のスキをついて再びドボンしていたんです、今度は頭から、、、。
アメリカではドッグランの中によかれと思って犬用の水浴び桶を持ってくる人がいるんですが本当に心の底からやめて頂きたいっす。こうやって一瞬でべちょべちょになった上床をまんべんなく転げまわる輩がいるんです……、、、本人は嬉しいと思うのですが、水は跳ねるし、毛の中に木くずは入り込むし、なんだかわからないがくさいし、です。不特定多数の犬が入る泥水って、衛生的にもあんまり良くないものだと思うのですが。
それにしてもこういう大きくてダブルコートの犬の水遊びとは実に贅沢なものだなあと思います。身体を洗ったり乾かしたりするのって、基本半日がかりですし、バスタオルも何枚も使います。洗う場所もきちんと検討して必要ならプロにやってもらうこともあるでしょう。うかつに家の風呂場などで洗うと深刻なパイプの詰まりが発生します。
中年になってくると切実な話、肩、腰、膝などが悪い人は洗えないです。また翌日から数日間は抜け毛が大量に発生するので、頻繁に掃除が要ります。こうしてシャンプーしない場合も、わざわざ車で山の方まで運転して清流まで行く人もいると思います。もし周囲の大型犬で頻繁に水遊びさせてもらえている犬がいたら、すごく献身的な飼い主さんがいると見てまず間違いないでしょう。幸せな犬です。
さて、シャンプーとブローをしてフカフカにもどっても、未舗装路を闊歩しているうちにすぐまた土埃まみれです。コンクリートやアスファルトの道だったらどんなにか良いだろう、と思われますが、今までの経験上、こういう道は舗装された途端に人々が互いに挨拶することをやめ、車が猛スピードで走りだすので、田舎の空気感の保存には未舗装路はマストなものと言えます。車も犬も常にドロドロで不便ですが、禍福はあざなえるコヨリの如しですね。コディは庭のホースから出るそのままの冷たい井戸水で身体をワシワシ洗ってもウンともスンとも、震えもしないので、その点はとても助かっています。
お風呂に入れられて乾かしてもらった後のコディ。ふざけてゴロンゴロンして気持ちよさそうです。自分の希望で田舎の静かな家に引っ越したせいでコディが音に敏感になったのかも知れないとここ暫く気をもんでいたのですが、広い原っぱでたっぷり遊んでもらったり、満足いくまでじっくりと匂いを嗅いだり、ただ寝転んでいる時、犬はとても楽しそうに見えるのです。東京から帰ったばかりだと、北バージニアのこの地域がわりと涼しい気候であることもありがたい。正直今は何が正解なのかは分かりませんが、この選択をより良い解に近付けることは可能だと信じ、取り組んでいきたいです。
2023年8月16日水曜日
Bazil Newman Riverfront Park (&草)
今週は、帰省の間シッターさんの家で過ごしていたコディを連れ出してせっせと夏らしいことをしました。木の生い茂った公園の開拓が楽しいです。自分とコディのオヤツを持ってきておき、公園の見どころっぽいところに来たら腰を下ろして分けて食べます。ずっとこうしていつまでもコディと冒険を続けたいですが、果たしてあとどれだけ付き合ってくれるだろうか、などと考えるようになりました。
Bazil Newman Riverfront Park(地図)は、ポトマック川の流れに沿った公園です。最近、このポトマック川という奴がだんだんわかってきたのですが、この川は水流が変則的なのと、水面下に思わぬ障害物があることもあるのでちょっと注意が必要です。急に深くなったところに、動かせないぐらい大きな流木が沈んでいたりするので、たまにリードをつけたまま犬を泳がせているひとを見ますが危ないなーと思います。近くに住宅街を流れるグース川の注ぎ口があるので降雨後一週間ぐらいは水質的にも犬の水遊びはやめたほうが良いでしょう。
2023年1月6日金曜日
8歳🎂
中身は相変わらず何にでも常に全力のコディ君です。表情とか寝っ転がり方なんかは、よく見ると子犬の時と全く同じで心の中は何も変わっていないんですね。シェパードらしくやる気と独立心と飼い主を思う無垢なスピリットに満ちています。ボール命、追っかけ、かじり、気になる事を見つけるとすぐに全速力で飛んだり跳ねたりするので、そろそろ注意が必要です。そういう飼い主(私)の方も年末に友人の子供と「体育会系カルタとり」をしててついつい熱くなり肉離れをやったばかりなので他人事ではないです。健康の大切さを感じる年頃になってきました。
コディの(そして私の)今後1年間の目標は、まずは「無ケガ」です。鹿追い、転がっていくボールを追うこと、この2つの運動は、今年いっぱいで卒業させようと思います。ボール遊びというのは犬のフィットネス関連のセミナーでも指摘されるのですが、怪我につながることが多いのです。犬はふだんから前肢に体重の70%程の重さが乗っている生き物なので、体高と体重がある犬ほど「走りながら地べたのものを拾う」動作は負担になります。とはいえ、コディはボール命の犬なので、同じような内容でより筋肉や関節に負担の少ないゲームを開発中です。
その次の目標は、筋トレゾーンの拡充とこまめな運動習慣を継続することです。基礎体力作りにはまず適正な運動の継続、栄養、しっかり休養の3セットが大事なので、これを今年1年続けていきたいです。
2023年1月1日日曜日
おにぎり君とおしんこ君(別れ編)
「長期わたる犬の友情」というのは、非常に稀有な現象で、特に引っ越しなどの人の移動が頻繁なアメリカ暮らしの中では、それが存在している(していた)こと自体にとても感謝しないといけないなあと感じている今日です。犬って、自分の生活のことは自分ではなにも決められません。それに私達のに比べて、悔しくなるほど短い一生を生きています。そんな彼らにとって犬の友達がいることは、本当に貴重でありがたいことだと思います。
愛犬に犬の友達を作ったほうがいい、という意味ではないんです。犬は、自分に犬の友達がいなくでも、全く平気です。これは、犬が本質的に「人間のトモダチ」を目指して歩んできた動物だからということと関係していると思います。けれど犬と共に社会生活を送って、犬同士の遊びなども逐一観察してみると、犬にもちゃんと友達の好みがあるし、個体同士のケミストリーや、複数集まった時に起こるダイナミクスが存在することが分かります。
うちの犬が3歳とか4歳くらいの頃だったかな。何気ない会話の中で、ドッグランでよく遊ぶ犬の名前を出すと、吠えるようになりました。確認のため何度も日を改めてやってみたのですが、「ライリー」とか「ニック」とか「ショーン」とか、特定の犬の名前を出すと、必ず吠えるのです。ワンワン言いながら玄関に移動して、外に行きたいような素振りを見せることもありました。他の犬の名前が分かるんだ!と、驚いた覚えがあります。犬でも、特定の好きな犬の事が脳裏に浮かんだとき、まさに豆電球が光るかのごとく、活力が生まれてそして吠えているんだと気付いた時は衝撃でした。
コディが生後3か月の頃からの友犬ショーン、こちらのブログでは通称「おしんこ君」がお正月を跨いで遊びに来てくれていました。おしんこ君の一家は今春ヨーロッパにお引越しします。出会ったのはついこないだの事のようなのに、いつのまにかコディは8歳、ショーンは12歳になってしまいました。国をまたいでの移動となるのでこの2匹が生きて会えるのは今日が最後となるでしょう。
コディに小さい犬との付き合い方を(時に鉄拳と共に)叩き込んでくれた「おしんこアニキ」です。様々な場面でアニキに教えてもらった英知は、コディの中に深く刻み込まれています。一生のお別れは寂しいですが、それで今までの楽しさや、キラっと光る思い出までもが帳消しになることはない。お互い元気なうちに笑ってさよならできる良さだってあるはずです。新天地での、おしんこ君・おしんこファミリーの生活に、沢山の幸運があることを願ってやみませn。