2020年11月2日月曜日
夜のDC市街地 11/2
2020年10月1日木曜日
急に涼しくなりました。
Lake Skaneateles, New York
疫病に暴動に山火事にと、波乱ばかりの2020年に夏も遠慮したのか、今年の北バージニアは本格的に暑くならないうちにすっかり秋模様となってしまいました。どこへも行かずに終わってしまった今夏なので、今まで撮りためた写真を引っ張り出しては眺めて旅行へ行った気になっています。
上の写真は、以前住んでいたニューヨーク州北部の街で、ちょうど今頃の時期によく魚釣りをしていた湖のデッキからの眺め。五大湖周辺のこのエリアはヒトの手指に似た細長い形の湖が多数あり、全部まとめて「フィンガー・レイクス」と呼ばれています。ここはその中のスキニーアトラス(スカニースルズとか、スキニアレスと表現されることも)という湖です。かつては北米でも有数の水質と透明度を誇ったのですが、17年頃から毒性のある青緑色の藻が大量発生してしまい、水質の再生が課題となっています。地域の努力でまたきれいな水が戻ってくることを、本当に心から願ってやみません。
犬5歳娘5歳と、「おれたちのコロナ戦争」も継続中です。現地校がなくなって、週に一回のデイケア以外は自宅でホームスクーリングもどきをしている娘が、PC上でお友達に「まいにちたのしいよ。」と言っていたのがせめてもの救いと言えます。
自分の方はといえば、日中は家や子のせわをして夜皆が寝静まってから仕事をしたり、買い物へ行ったりなどしているので、寝不足です。元気盛りの犬とわが子と、こんなにも濃密な時間を過ごせる1年間は今後一生ないと思いますが、たまに突発的に一人になりたい時もあります。ぶらっと一人で…、中央アジアでも行きたいな。ウクライナでもいい。バルト三国もいいですね。
今週は、犬をブラッシングして、オフロに入れて、全身乾かしアンダーコートをすきました。歯石のチェックをし、ほんの先っちょを切ってお茶を濁す爪切り&パッドの間の毛を切って、4つの足裏を写真のの状態にするまでで半日が経過してしまった。これでも大分スピーディになったつもりでした。兎に角みんなでアメリカ生活のホワイトシェパードわんた氏は、足裏トリムをしたら藪でケガしやすくなったと聞いて以来、どうするのが正解なのかは分からないのですが。
「いそがしい」とか言いながらこうして自分で不要な作業工程をいろいろ作り出し、ムダな労働と分かっていつつ一旦手を動かし始めると止まれないのが悪いクセだなと思いますが、犬はきれいになったから、まあいいや。
犬をきれいにして出かけた先は地域の獣医さんです。この場所でずっとやってる小さな病院なんですよ。セラピードッグの活動を続けるためには、定期的に健康診断のフォームを更新しなければなりません。コディは獣医での素行があまり良くないので(診察室内で、この図体でなんでというくらい巧みに注射や診察から逃げ回る)獣医さんや看護師の皆さんにはせめて清潔な犬を診てもらいたい。
コロナのパンデミックのおかげで獣医さんの方式も大分変わっていました。車からドロップオフしたあとは、病院のスタッフの方で全ての工程をやって下さいます。途中で獣医さんが出てきて、行った治療と検査結果等を口頭で教えてくれます。待合室などで不要な混雑も起きないこのやり方は、検診程度で訪れる患者にとってはいいなと感じました。あとで看護師の方にも話を聞きましたが、飼い主から離されることで診察室内での行動が改善する犬も多いそうです。でも「コディアックはあなたと一緒にいた方がおりこうだけどネ」と言われてしまいました。あらら。
2020年8月16日日曜日
シェパードと借家
私達の場合は、事前に「都市の優良家庭犬資格(CGCU)」を取った時のペーパーワークとセラピードッグ(TDI)の証明書(☞これをとった時の長くドキドキした話)、実際の活動の経歴などを簡単にまとめたものを準備しておいて渡したところ、賃貸の査定の時に有効だと言われました。アメリカの優良家庭犬資格などは「やれば誰でもとれる」とか、とってもあまり意味がないとか様々なことを言われていますが、公的な認定はこうした場面で効力があるという事を、再確認しました。大型の犬やいかにも強そうに見える犬種の飼い主は目指すと良さそうです。いつかどこかで役にたつこともあると思いました(法廷でも有利に働くそうです)。
2020年6月7日日曜日
近況です
2020年1月21日火曜日
歯医者さんを探す
新しい一年も始まったことなので、うちの愛犬の汚い口と歯について少し書いてもよいでしょうか。
そこで「どうぶつの歯医師さん」探しです。実は、コディの主治医の先生にも歯のことは話していて、クリーニング費用の見積もりまで出してもらっていたのですが、ここでハタと気付いたのは、人間は体の事は内科で歯は歯科へ…とやるのに、動物は外科も内科も歯科も眼科もぜんぶ一緒になっている、これは大変な事だという点です(改めて獣医さんとは大変な仕事で、頭が下がります)。何が言いたいかというと、歯の事なので犬でも歯科に特化した医院を探して行くべきではないかという考えに至りました。
自分たちの住む北米の場合、アメリカ獣医歯科学会(American Veterinary Dental College)という獣医師向けの継続教育機関があり、認可を受けた獣医師が各州のどのクリニックに在籍するかが楽に分かるページがあります。これは、教育を受け技能を身に着けた獣医師をとりまとめる協会等が実際的には存在しない日本の状態と比較すると、恵まれているといえるかも知れません(日本の場合は小動物歯科研究会として長年獣医歯科学の知識と技術の啓蒙・実習を行ってきている会があるので、直接連絡をとれば最寄りの学会員の紹介を受けられるのではないかと思いました)。
コディはもともと口まわりがあまり強くなく、歯茎も炎症を起こしやすかったり、病気ではないですが歯肉の異形成なども子犬の頃からわりとよく見られました。周辺の皮膚も敏感で食器が汚いとすぐ潰瘍になるので、毎日の食器の熱湯消毒を習慣化しました。固いものをガシガシと齧るのが三度の飯より大好きなため成犬になった今、歯も色んな所が擦り減り、欠けています(これはシェパには比較的見られることなようです)。犬のオーラルケアなどという概念が希薄だった1990年代後半の日本に生きた先代ドーベルマンなんかは、歯磨きなどは誓って1回もしていなかったですが歯は死ぬまで真っ白に輝いてたので、やや不公平だなあという感じです。
話を歯医者に戻すと、私は上記のページを見ながら3件ほど獣医歯科専門クリニックをリストアップしたので、次はひとつひとつの病院にアポをとり、実際の歯の状態を見て貰ってコンサルテーションを受け、価格の査定をしてもらうことにしたいと、今の時点では考えています。コディの場合、ついでに麻酔下で耳の検査と爪切り、採血とセットのワクチンもできないか、交渉してみたいと思います。犬の歯医者さがしの旅が始まる予感がしてきました。