ホルモン爆発頭パー期



 家の犬「コディ」は生後8カ月半になり、思春期/adolescenceならではと思える行動が増えてきました。ブリーダーと何度も話し合った結果、1歳過ぎまでは去勢をしないで様子を見るということにほぼ決まったので、ホルモン爆発頭パー期が絶好調といった様子です。日によって行動の良し悪しに差がありますが基本的にワサワサとせわしなくなり、ドッグランでは遊び方が荒っぽくなり、他の犬の無礼に対しては口答えをすることを覚え、ほんのひと月前まで喜んで通っていたトレーニングのクラスにもあまり身が入らなくなったようです。

 体力は圧倒的にパワーアップしていて、以前はドッグランで軽く遊ばせてからクラスに参加すればかなり落ち着きリラックスした状態で授業を受けることが出来ていましたが、最近では同様の効果を得るには先ず原っぱや川などでみっちり運動させてから、その後クラスに向かう車の中でごはんをお腹8分目ほどに食べさせて(ご飯を食べるとなぜか落ち着く←それでも基本はワサワサしている)授業を受けるなど、いろいろ工夫が要るようになりました。




 犬がへとへとになるまで運動した後=その後の運転や餌やり・シャワーなどをしてやる自分自身も同様にへとへとになっている事が常なので、クラスから帰った後はお互いベッドに一直線という状況になります。本などで妊娠10ヶ月の項を読むと「夜中頻繁に目が覚めて大変な時期です!」等と書かれていますが、自分の場合はあまり当てはまらないようです。

 ともあれ、犬の思春期というのは子犬時代の社会化や、構築してきた関係のボロが浮き彫りになる時期と言われるので、これからしばらくは(いままでやってきたことの通知表を受け取るような気持ちで)問題行動の芽に気をくばり、事実を受け入れ、根気よく対処していく期間になりそうです。


またもや コーギーちゃんのオシリを意味なく激写・拡大してしまう
この気持ちわかるかな~ わかんねえだろうな~


 それにつけても残念だなあと思うのは、子供が生まれるのが犬の成長にとって大切なこの時期と重なってしまう事です。コディが来てからの半年間、毎日最低4、5時間は散歩や運動や遊びなど一緒に出掛けることに費やしていましたが、これからはそうもいかなくなるだろうし、犬と向き合う気力も体力も、暫くは1/2以下になるでしょう。

 ・・・という話をコディのセラピークラスのトレーナーの人と話していたら、彼女はおもむろに「大丈夫!私なんか何を血迷ったのか、息子が生れたと同時に子犬を飼い始めたわよ。」と、微妙にはげまして?くれた。「しかも4か月のキャトルドッグ」だったとか。

 アメリカに来て発見した事の一つにこの、子供と子犬を同時に育てようとする人が一定数存在するという事実があるんですが、特に家族のサポートがあるわけでもない中、みんないったいどうやって時間をやりくりしているのかなあ?といつも不思議に思います。敷地が広い家が多いから、自宅で運動させられるのかな。猫の額ほどの裏庭しかない我が家からすると羨ましい話です。

 近年家庭に犬がいる事は情操面のほかにも乳幼児の免疫力を向上させたりアレルギーを発症するリスクを下げたり、子供にとって非常に健康的だというのが科学的に分かってきているので、そういう意味でのメリットはあるかも知れませんが、大変そさには変わりないですね。

※ハイパーアクティブで気の強い中型犬。ふつう農場などで飼われる




 ここから先は、アットランダムにここ10日間で撮れた写真をアップしていきます。

 ここのところ大きくなったお腹が段々下がってきて腰を圧迫するようになり、股関節にかなり痛みを感じるようになりました。最近ボロボロなリーシュウォークの練習と、ジェントルリーダーに慣らす目的もあって、午後に45分~1時間ほどの散歩が習慣になっていましたが、これも思うように歩けなくなってきてきました。最近膝の手術を終えて回復過程にあるニンゲン(♂)が「足の怪我は痛みより何より、自由に歩行できないストレスが一番堪える」と言っていた意味がよく分かるように。上の写真は散歩コースの道で見つけた森林管理の業者の人々。トラックに粉砕機をつなげたものに乗って来るんですが、マシンの音が人間にとっても大音量で、コディはドキドキしたようです。




 もうしばらく来られなくなるかもしれないと思い、週末に近くのショッピング・モールにも行ってきました。主にスポーツ用品と、アウトドアのお店を見ました。L.L.Beanというお店で犬のセクションを発見、ここはもともとアウトドアや狩猟用のサプライショップとして始まったそうで、ラブラドール・レトリーバーがマスコットのような存在みたいですね。ラブをモチーフにした雑貨がいろいろありました。




 これまで足掛け5か月の間、朝晩通っていたドッグランともしばしお別れの時が近づいています。ここへ来ると犬達とだけでなく、人々とも交流を持つことが出来たので、コディだけでなく自分自身の「社会化」にも役立っていた気がします。写真はどうしても家に帰りたくないブルテリア。


人間の操作方法を心得ている犬って、面白いですね。
飼い主は大変そうだけど(笑)



 産科のクラスにも参加してきました。陣痛・出産専門の看護師の方が講師でした。参加者は20週中ごろの方が多かったので、もう39週近い自分はびりっけつです。講義内容はほとんど知っていたことばかりでしたが、出生後の注射の内容だとか、ワクチンを打つ時期(肝炎などものによっては遅らせられる事)、また新生児が生まれてすぐするリストバンドの重要性など、病院のインサイダーでなければ知らないようなこぼれネタが色々挟まれていて、総合的には受けて良かった気がする。そうそう、信じがたい事ですがアメリカには赤ちゃん泥棒というのもときどき出るらしく、とにかく入院中見知らぬ看護師が接近してきたら注意するようにと言われ、なんかすごいなと思いました。


モビールもどきの作成もちょろちょろ進めています。BGMはもちろんあの曲で。

 仮設置 天井のファンをまわすと折り紙の鳥がフリフリ揺れます。高さの調節がむづかしい

下から見ると模様が見えます。
近所に住む日本人の友達が、赤ん坊が好む模様(こんなの)があると教えてくれたので、参考にしました。




・・・(おまけ)・・・
 
 日本に残してきた愛ハト「ぽっぽさん」近影。

 13歳になりました。餌もよく食べているようで元気ですが最近、とまり木の握りが甘くなったような気がします。ジュズカケバトの平均的な寿命はだいたい15年前後と言われていますが、20年、30年以上生きる鳥もチラホラいるようなので、頑張って長生きしてほしいです。

 しかし鳥はこんなに小さな体なのに長寿ですごいですね。おなじ小動物でも、我が家のロボロフスキー・ハムスター三匹娘は最近、老化が目立つようになってきました。悲しい反面、ただ無表情に走り回っているだけなのにふとした瞬間「あ、なんか年取ってる」と分かるのがちょっと可笑しくもあります。無常な世の中です。