2021年1月6日水曜日

6歳



 犬が6歳の誕生日を迎えました。いつも通り特別なことは何もしませんでしたが、原っぱでボール取りと鬼ごっこを沢山して、最近覚えた「娘はどこ?ゲーム」をやって遊びました。「Where is 〇〇(娘)!」と言うと一生懸命娘のところまで走って行ってフセをするルールです。コディはどんなに下らないことでも、ゲームとわかるといつも必死の形相です。学生時代、見た目に反してクソ真面目な性格だねと言われていた(自分ではそうは思いませんでしたが)私は、勝手に親近感を感じています。

 6歳になったコディは、今までのタウンハウス(日本のメゾネットみたいな家)やアパートメントで、ペット然として暮らしていた頃と比べると、どこにこんな力が?と思う位行動が変わって、ちょっと圧倒される位、活力がみなぎっています。せな毛を逆立てて唸りながら家を守る所を見ると、普段のテディベアの様な姿からはかけ離れた様子にこれが同じ犬かといった思いですが、アパート暮らしから田舎へ、という住環境の飛躍によって、犬も人と同じで与えられた環境に馴染もうとする適応能力の非常に優れた動物だということ、そして性質に見合った環境を与えられれば、いつでも能力全開の姿を見せてくれる生き物だという事を実感しました。

 最近のコディ君は万事そのような感じなので、こうして文章を書いている今のように、一日の終わりに、やけに幼い顔で私の足元で寝てる姿を見ると「かわいいな」という思いもひとしおです。時おり顔なんかを撫でてやると口をむにゃむにゃしたりして、もうすっかり子犬気分です。この世に、飼い犬に「ずっとそばで寝ていたい」と思われる飼い主だということ以上に素晴らしい充足感を与えてくれることも早々ないと思われます。元気な愛犬がいてくれる1年を大切に過ごしたいと思います。