2015年1月4日日曜日

奇跡の融合



 ハワイで念願のセミリタイヤ生活を手にした家族から、写真が送られてきた。常夏の楽園ハワイは、「2匹のポメラニアン」と「おじさん」という、一見座標の正反対の場所に位置するかのような生命体同士が、奇跡の融合を遂げる場所でもあるようだ。この、醸し出す空気感のこの完全なるハーモニー。ただ事ではない調和具合だ。




2014年12月31日水曜日

子犬の見る夢



 少し前にブリーダーさんから送られてきた写真。この宇宙みたいな場所にプカプカしている、ぼんやりとした膨らみのうち、どれかが家へやってきて、そのうちお手やオスワリを覚え、多分家具を齧り、ソファをやぶり、トイレットペーパーと新聞紙をびりびりにする事を思うと、なんか不思議である。彼らは今頃、いったいどんな夢を見ているのか。




2014年12月29日月曜日

おしり譚



 グレイハウンド達に出会った。2頭は約5歳、犬としてはまだまだ元気盛りだけれど、ドッグレースの選手としてはもう引退する年齢だ。彼らは優しいお母さんに引き取られて、真新しいサイトハウンド用のカラーと、寒い日にはコートを着せてもらってトコトコ歩いて散歩する。お尻に毛が無いのは、スタート地点のゲートの中で興奮して動きまわり沢山擦れたせいで、元レーサーの犬にはよくあることだそうだ。(2019/12追記)これまではこのように考えられていましたが、最新の調べによると遺伝的要因による毛根の変異でこのような脱毛が起こるそうです。

 ドッグレースの犬達は「スワレ」を教わらない。それは体が出来上がる頃から走る練習を重ねに重ねて出来た大腿部の筋肉が、座る格好をする時不都合なためだそうだ。レースを引退した今も、二頭は一切座ることなく、しかして日々を楽しく過ごしているようだ。では寝る時はどうするのか?オーナーによれば、大きなふかふかのドッグベッドの傍まで行って、すこしかがんでから、ぱったーんと身を投げ出す感じで横になるのだという。このオーナー愛犬を引き取る時に、便利な「スワレ」を教える事を検討したそうだけど、座らなくても犬の生活が意外と問題なくまわっていくことを発見して以来、無理に色々やらせなくても・・・そのままの自然体で、の~んびりたのしくやれればいっか!と考えたそうだ。

 二頭が働いていたアメリカはフロリダ州にある、米国でほぼ唯一今でも活気あるドッグレース場はもしかすると近いうちに閉鎖になるかもしれないそうだ。ドッグレースは非人道的に見えて今までにも動物愛護団体の非難の的だったけれど、先進諸国において、古代から続いた「狩猟の手伝い」という仕事をほぼ失ったグレイハウンドにとってのそれは、残された数少ない、実益を生み出す仕事の一つであったことは確かだと思う。この犬種の生み出された目的は「より早く走る事」であり、それに伴ったレース競技という基本的なタスクが無くなれば、この犬種にとってもっとも重要な、改良の方向性が失われはしないだろうか。それは巡り巡って、この犬種にとって本当にいい事なのだろうか。




2014年12月24日水曜日

Merry Christmas!



 メリークリスマス!日本は今日がそうですが、こちらは只今24日「イブ」であります。

 今年は子犬探しの件で知り合った人が多かったので、彼らの愛犬達へオモチャ類や、ちょっといいオヤツなどを包んでギフトにした。人間同士だとどことなく気恥ずかしい(少なくとも自分にとっては)贈り物を送る習慣も、「犬のため」と言った瞬間グンと気楽になるので、これは結構優れた言い訳かもしれない事に気付いた。写真は小さいシカ君。←トナカイかも・・・




2014年12月14日日曜日

UMA



 またまた用もないのに、近所のドッグランへ来ている。ベンチに座ってアイパッドで調べものをしていたら、なんだか分からない生物が愛想を振りまきにきた。鼻が濡れている所と、ベロがぴらぴらしている所を見ると、もしかしたら犬なのかと思うけれど、二足歩行しているし、耳も見当たらないのでやっぱり何か、宇宙的新生物の可能性が高い。