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2026年7月10日金曜日

夏のアップデート


 夏です。

 日本にちょいと帰っていた間、放置状態だった裏庭の手入れを進めています。二度目の手術からもすっかり回復し、短いバカンスから帰ってきたコディも庭作業のともをきっちり勤めています。私が手入れをしている木の真下に寝っ転がるのでちょっとジャマですが、、、。

 声をかけるといつもの目元をちょっと緩めて、尻尾の先だけピコピコ!とさせる省エネなお返事をしてくれます。家のメンテナンス作業にも取り掛かりました。ちょっと留守にしただけなのにいろいろ直すところが出ています。「家も生きてるんだな」と思う瞬間です。やるぞー。



 ふわふわとホタル漂う庭の犬。

 顔の傍に飛んできたホタルを鼻で追う姿が子犬の頃のままで色々思い出します。これが彼の一生の中の最後の夏になるのかも知れないと思うと本当に名残惜しいです。でも、時間は「過ぎ去る」のではなく、「進んでいる」んだという考え方を最近、試みるようにしました。

 前へ前へとふりむきもせず、一心に進んでいて、欽ちゃんの仮装大賞みたいに着実にスコアを積み重ねた今、「11歳6ヵ月の夏」の領域を通過してる犬なんだと思うと立派だなと思います。がんばれコディ君!力の限り生きよ。




【日本語家庭学習・実践編】 →このテーマの雑記は家庭教育(日本語)へ

 短い帰省の間、東京の方の地元の小学校に短期転入をさせていただいていました。実はコディに引き続き自分の実父もがんになってしまい、がんブームという全くいらん流行が到来している一家です。その見舞いを兼ねた帰省でした。

 小商いの家なので、父親ができなくなってしまった倉庫の整理などを手伝い、自分が忙しくしている間子供がガッコでお勉強してくれていると思えるのは安心でした。学力的に学校についていけなくなったら別の活動を考えてあげないと思うと子供が小学校に行けるかどうかは、帰省のクオリティ全般に関わる重要時なのだと、今更ながら気が付きました。

 学校の勉強はそんなに難しくなかった。とのことです(ほんとか?)。

 今回、アメリカからドリルを持っていかなかったことに加え、担任の先生が宿題を一切出さない先生だったため「家で全く復習をせずに5年生のカラーテストを受けるとどうなるか」という実験に図らずもなりました(結果は推して知るべし😂)。低学年までと違って、知っていないと分からない事、聞いただけでなく練習が必要な事項も増え、社会科(地理)のことなど親の自分も忘れていること多々で高学年の勉強は全く侮れないな、と思いました。



 小5女子ですからもう本当にまわりの人達の様子に敏感になっています。クラスのみんなとは育ち方が全然違うのだから、漢字テストがショボかったり知らないことがあっても恥じる事はないさ、という親の言葉は、そうは言っても自分は劣っているのかも知れない、お隣の机のなんとかちゃんと比べて私はどうか、という子供自身の危惧にかき消されます。

 子供からしてみたら親なんて、まだまだ頼りになるものの、もう自分自身の挑戦や生存競争はあらかた終えていて大学も行ったし、パートナーも、居場所も見つけたいわば終わった人です。親の励ましがイマイチ通じないっていうのは、子供が自立して自分のサバイバルをまじめに考える時期に入っているということで、つまり正常に成長している。ということなのかなと感じます。

 そういうストレスを可哀想に思う反面、「みんなと同じくらいに出来るようになりたい」と勝手に感じた心理的プレッシャーをバネにみるみる成長する様子を見ると、人間の成長プロセスにおける不安とか羞恥、焦りなど、精神衛生上不快な感覚が果たす絶大な役割に瞠目します。犬のしつけもご褒美ばかりでなくコントラストが大事と思っていますが、人間もきっとそうなのでしょう。そうは言っても親心、できればつらいことといいことがバランス良く子供の人生にあってくれ、と願います。



 さまざまな能力値が違っても、日本語ときどきあやしげななわが子でも、子供同士ってちゃんと一緒に遊べるのだなあと非常に感謝・感心した滞在でした。私の東京の地元は、全小学生のおよそ6割くらいの子が受験をする地域です。こどもと遊んでくれた女の子達もみな殆ど毎日サピックスや私塾に通うなどして(週末は1日に2こ塾に行く子も)、難しい勉強に取り組んでいるスーパーキッズばかりでした。

 アメリカ育ちのいなかっぺでスポーツばかりの我が子とはもう全然住む世界が違うのだと思いますが、そういうことはおくびにも出さないで一緒にアイススケートへ行ってくれたり、電車の中でこそこそグミを分けてくれたり、「女子会」しましょうと言ってデニーズで恋バナしてくれたり、本当に自然に受け入れてもらえて、よかったな。

 そういえばお友達と「つれトイレ」していた時おもむろに「○○(娘)ちゃん、もう生理きた?」と聞かれたそうです。きてないよーと言ったところ「神~!🎉」と言われたと、あとで笑いながら教えてくれました。東京で育った者として東京弁も日々進化してるな!と思いましたし(私のころにはなかった言い回しがたくさん)、おもしろおかしい表現が多くて、子供の感性って楽しいなと思いました。


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