2016年3月14日月曜日

ボール遊び


 もともとボールにそれほど執着のない子犬だったコディなので、トッテコイ遊びを少し工夫しています。途中でゲームの展開が読めるようになってくるとおもしろさが減少してしまうので、コディ的に価値の異なるボールを6こ用意して、場所や状況に応じて投げるボールの種類を変えながら遊んでいます。たまに逆戻りしたりもしますが、基本的にはとってこいをすればするほど次に飛んでくるボールのランクが上がっていくので、最後まであまりダレずに遊べるようになった気がします。ボールのランクは、マックスアウトする前、犬が「もう少し遊びたい」と思う所でやめにして、次回への期待感をのこします。最高ランクのボール(上の青いボール)は投げず、遊びの終わりに「コイ」でサッときてリーシュをつけさせた時点で、手渡してあげています。


 ボールはフィールドで投げる瞬間までは「ボール入れ」にしまっていて他のどんな時も触る事が出来ないようになっています。また、ボール入れにはたまにフリスビーや枝が混ざっていることもあり、コディにとっては次どんなオブジェクトが飛んでくるのかわからない事があるので、ここでも多少ワクワク感が増すようです。


 投げるボールの種類をかえるほか、他のゲームと融合させたりしてもったいつけてから投げることも多いです。最近よくやっているのは「あれ拾って」ゲームです。

 以前、犬が落ちてるペットボトルを拾ってこれたら便利かもみたいなことを書いた事がありますが、そのアイデアを転用したゲームです。今日の収穫は1ガロンの水容器と、ミネラルウォーターのペットボトル。週末明けの公園にはこういうものがそこかしこに散らばっているので、いい練習場になっています。近く(2、3メートルくらい)まで歩み寄って「あれ拾って」と言えばだいたい拾って、私の手のところまで持って来られるようになったので、次はもっと離れたところにあるオブジェクトをターゲティングにするにはどうしたらいいか、犬にとって指示を明確にするのになにかいい方法はないか考えています。


 数日前の夕方のトッテコイのビデオです。前で赤ん坊をしょっているのであまり遠くへは飛ばせていませんが、こんな感じでちょっとづつ移動しながら、30分くらい遊びました。このあと遊歩道をまた小一時間ほど歩き(私は春先の両生類ウォッチが出来てウハウハ)、帰路につきました。

2 件のコメント:

  1. コディ君、ペットボトルが運べるなんて凄いですね!
    猟犬訓練で、口の繊細さ(?)を磨くために、色々なオブジェクトを持ってこさせるんですが、ペットボトルをぐちゃっと潰さないで咥えるのは難しいみたいです(軽く咥えると、歯にあたってつるんと滑る)。
    次はビール瓶かなぁ。大抵の犬はガラスに歯があたるの嫌がるみたいですが、なぜかうちの野犬は平気です。。。(ロシアにはウォッカの瓶がごろごろ転がっているのだろうか、、、)
    で、最後は生卵!先代猟犬はこれをクリアして、鶏小屋から卵を獲ってきて、穴を開けて、ちゅーちゅー吸っていました(笑)。
    遊びの範囲なんだけど、”噛む加減”(日本語できちんと何て言うのだろ?)の勉強にもなるのかも、と思っています。
    実は私はアカが幼犬の時に、ボールジャンキーにしてしまった辛い過去があります。コディ君のナチュラルなとってこい!風景は、素敵だと思いますー。

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  2. >akaさん コメントありがとうございます!お返事が遅くなり申し訳ないです。

    犬のアカさんがブログによく登場していた折、猟犬学校の勉強の内容にはとても興味をもっていたんですが、そんな訓練まであるんですね!たしかに、ビール瓶はハードル高そう!そして卵かあ・・・。犬のアカさんは、やはりさすがですね。コディは生卵が大好きすぎるので無理そう、、、でも、今度試してみようかな。

    ”噛む加減”といえばまさにうちの犬に学んでほしいところです。口の使い方が粗く、他は全て問題ないんですが唯一「手からご褒美をとる」事だけが壊滅的にヘタなんですよ。何かをアチーブしてご褒美をもらえる事に興奮するらしく、オヤツめがけてバクっと来ます(笑)。手のひらに乗せたり拳の中に入れたり色々工夫してるんですが、手ごと口に入れちゃう感じで・・・。

    犬のアカさんはボール狂だったんですね~、私はハウンド系の犬は飼ったことがないので無知ですみませんが、うちのまわりで見るハウンド達はボールは「てけと~」に追いかけてしかも持って帰らない犬ばかりなので、やっぱり本格派の猟犬のアカさんとは「お家柄」からして、だいぶ違うのでしょうね。コディのトッテコイは、たまに走らないでテクテク歩いて行って持って帰ってくるので脱力します。

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