2015年1月29日木曜日

仔犬がくる 2



 オモチャがどんどんふえている。

 餌や用品類、サービスの価格や種類を調べるのもかねて、近隣のペットサプライストアに寄るたびに何かしら購入しているのが原因だとは思うけど、自分自身も犬のオモチャが好きなので、もはや仔犬のためなのか、自分の娯楽のために買っているのか、よく分からなくなってきた。しかしそのかいあってか地元の殆どの店舗について詳しくなることが出来、気に入った所も数箇所、抜きだすことができた。おもちゃは、丈夫さ、衛生を保ちやすいかどうか、なるべく環境にやさしい素材で出来ているかどうかを基準に選んだ。 ※写真のオモチャ全てが条件をクリアしているわけではありません

 正直、道具や餌を買うだけなら、通販の方が便利だと思う。それでも地元のペット用品店に足を伸ばすのは、そこにある人間関係がきっと重要であると、信じているからなのだ。こういうお店にはお客さんだけでなく、ペットに関係のある仕事をする人も多く出入りしている。自分のアルバイト先である用品店を例にとると、たとえばトレーナー、グルーマー、ドッグウォーカーにデイケア、珍しい所では発明家(!)、アーティスト、ペット用マッサージセラピストや、レイキヒーラーという方にも出遭ったことがある。だから複数のお店で聴取すると、地域で愛される仕事をしている人を比較的楽にみつけることができる。今回も、オモチャを買うついでに聞いて回った結果、腕のいいトレーナーで、仔犬のクラスをもっている人の情報を得ることが出来た。

 オモチャの話に戻すと、もうひとつおどろいたのは、日本でいう「ペットのこじま」に相当するような店で犬用の知育玩具(写真上、白い箱に入っているもの)が売られていた点。15年前、日本で仔犬を育てた時には、こんな商品は探しても見つからなかったように思う。犬のオモチャもどうやらどんどん進化している事が分かったし、それは買う人の意識が進化しているということでもあるので、とても興味深かった。動物の「QOL向上」とか「環境エンリッチメント」について、一般の関心が高まってきているのかもしれない。北アメリカには、テレビにいきもの・自然・科学専用チャンネルが複数あり、かの有名なシーザー・ミランの番組などをはじめ、自分の関心のある分野のプログラムが24時間かけながしで見られる環境であることも大きいのではないかと思う。こういう時に、大衆の教育という面においては、テレビは未だにとてつもなく大きなパワーを持っている媒体だと思わされる。日ごろスーパー日本びいきの管理人が、「日本がアメリカに圧倒的に負けている」と認めなければいけないもののひとつに、このテレビ産業がある。こちらのテレビに慣れ親しむと、日本のテレビにチャンネルが12個しかないのは社会主義的だと思えてくるし、どこの局を回してもだいたいバラエティか、それに類するような番組が放送されている印象もあり、ちょっと残念だなといつも思う。




4 件のコメント:

  1. 私は野球が好きで シーズン中は野球の試合をみて過ごしています
    シーズンオフになって 玉にテレビでも とチャンネルを変えてみても
    どうしていいかわからないくらい 見たいものがみつかりません
    また 地方のため国営放送以外は4局
    あとは有料 それも 部屋ごとのテレビでお金がかかってします
    こうしてテレビを見ない人が増えているんだな と
    勝手に納得しています

    それにしても 仔犬楽しみです♪
    遠い遠い場所の仔犬さんのことでも
    こんなに わくわく しちゃいます (^.^)

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  2. ちび鳩さん コメントありがとうございます! 読んでくださっていると分かって、嬉しいです
    内容がイヌに傾いてしまっていますが・・・。そのうち、鳩のいるエリアに引っ越したいです(笑)。

    ちび鳩さんの野球熱はPCのモニター越しでも伝わってきます
    オフシーズンは寂しくなりますね。実質、5局しかないのですか。
    私も、好きでよく見ていた番組は皆終わってしまいました。(ちい散歩も終わっちゃったし)
    昔の国営放送の、シルクロードシリーズとか、いきもの地球紀行とか、
    今思うととても立派なプログラムだったなと思います。

    仔犬はブリーダーさんによると、今3週目でようやく目が開いたころだそうです。
    まだまだネズミのような感じですが、元気に母犬のお乳を飲んでいるそうですよ!^^

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  3. 確かに海外の番組は楽しい。日本にいるときもケーブルで海外局ばかりを見ていたのですが(ドラマやドキュメンタリを主に)、言われてみればかつては日本にも少ないながらとても良質な自然科学のプログラムがあったと思います。某NH〇もすっかりバラエティ的な動物番組が増えてしまったし、残念。イギリスでは大御所アッテンボローの番組がたくさん放映されていて楽しんでいます(^^)

    犬具やおもちゃ、フードの進化、私も同感です。17年ぶりに新しい犬=キャスカを迎えた際にいろいろとたまげました。気分は浦島太郎。。家庭犬への道に課題が山積みだったので、私も自分の知識&娯楽エンリッチメントを兼ねて、家族に呆れられつつあれやこれやとたくさん買ってしまいました。最近は自粛中です(笑) 仔犬到着までにきっともっと増えるのでは...かんりにんさんと仔犬の、実際の使用レビューも楽しみにしています。わくわくわく。

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    1. TOMOMITさん、コメントありがとうございます!

      イギリスのテレビも面白いんですね。見てみたいなあ(イギリスの方が米より優雅な印象です)。
      仰る通り、日本でもケーブルテレビが入れてあれば、大分違うでしょうね。
      うちは両親が比較的そういうのに疎くて、普通局のTVしか見られていなかったので、年齢が上がるとともに徐々にTV自体から興味が離れて行ってしまいました。
      でも、テレビ番組って上手に編集されたものだとすごく短時間で、けっこう沢山の事が学べたりしますよね。
      国営放送の小児向けプログラムなどはそういった面で、まだまだ優れたものもある気がしますが、少数派な感は否めませんね。。。

      >気分は浦島太郎

      これは全く同感です。自分も今まさに、色々たまげている最中です。
      しかし犬のオモチャも、一個一個が700円とか1000円とか、微妙にぼろぼろ衝動買い出来る価格なのも危険ですね。けれど、TOMOMITさんの場合それがキャスカちゃん第二の犬生の成功の秘訣となったんですね。自分のしていることに自信がわいてきました(笑)。

      とはいえ、ボストンバッグいっぱいにオモチャが膨れ上がったので、今のところはこれ以上増えないようにしたいと思います・・・(笑)

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